遠心分離機には、使用する対象や用途によって様々な種類があります。
GEAジャパンでは「自動排出型遠心分離機」「ノズル型遠心分離機」「手洗い型遠心分離機」「液液分離機」「液液固分離機」と
5つの遠心分離機を取り揃えており、お客様のご要望や状況から最適なものを選定し、ご提案いたします。
気になる遠心分離機がございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
Product01
液中の固形分を連続的に分離し、分離した固形分をタイマー設定で自動排出するのが自動排出型遠心分離機(自動排出型セパレーター)です。
固形分を間欠的に自動排出するため、ボウル(回転体)内に固形分が溜まり続けることはなく、遠心分離機(セパレーター)を停止して分解洗浄する必要がありません。
液体の清澄、固形分の濃縮、固形分からの有効成分の抽出、粒子の異なる固形分の分級などを目的とした多くの分野に使っていただいています。
定置洗浄(CIP)を行うことも可能です。
防爆仕様や蒸気滅菌(SIP)が可能なタイプも扱っています。
製薬業界
バイオ業界
飲料・ビール業界
ケミカル業界
Product02
液中の固形分を分離し、清澄液、濃縮液共に連続的に吐出するのがノズル型遠心分離機(ノズル型セパレーター)です。
固形分を濃縮液として連続的に吐出するため、処理液中の固形分量が比較的多くても高い供給流量に対応可能です。
処理液を供給口よりボウルへ供給すると、ディスク間で比重差と遠心力で分離し、清澄液は清澄液出口より圧力を持って吐出されます。
一方、分離した固形分はノズルより連続的に吐出されます。
パン酵母製薬業界
バイオ業界
スターチ(澱粉)製薬業界
Product03
液中の固形分を分離する遠心機です。清澄液は連続的に清澄液出口から回収されます。分離した固形分はボウル内に蓄積しますので、固形分がボウル内に一杯になる前に停止して分解洗浄する必要があります。処理液中の固形分が非常に少ない場合や、処理液量が少ない場合に適しています。
バイオ業界
ケミカル業界
研究所
Product04
水と油のように、互いに溶け合わない比重の異なる2液を連続的に分離するのが、液液分離機(遠心機)です。モーターで回転させた軸の上にボウル(回転体)を乗せて高速で回転させる装置で、ボウル内にはディスク(分離板)と呼ばれるものが百数十枚入っています。処理液(緑色)を(1)から供給すると、ディスクとディスクの隙間(2)で比重差と遠心力により、瞬時に軽液(黄色)と重液(青色)に分離します。
分離された軽液と重液は、内蔵セントリペタルポンプにより、圧力を持って、軽液出口(3)と重液出口(4)から連続的に吐出されます。
処理液中に固形分が微量ある場合は、定期的に分解洗浄する必要があります。
固形分がある程度ある場合は、上記タイプに固形分排出機構の付いた液液固分離機(遠心機)が適しています。
ケミカル業界
Product05
液液固分離機は処理液を軽液と重液と固形分に分離する装置です。
液液分離機にタイマー設定で固形分を自動的に排出する機構を組み込んだ遠心分離機(セパレーター)です。
詳しくは自動排出型遠心分離機(自動排出型セパレーター)をご覧ください。
乳業業界
植物油、動物油業界
遠心分離機やデカンター、ホモジナイザーなどのご購入や技術相談、お見積りなど
気になることやご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
遠心分離機及びデカンター用には少量のサンプルによる卓上試験(スピンテスト)も実施しております。